こんにちは、いずみんです。
今回は実際にゆうちょ銀行で屋号のみで振替口座を開設してみましたので、その方法を紹介したいと思います。
個人事業としてビジネス専用の口座を作りたいというのが大きな理由です。
いろいろと調べたところ...
・「屋号のみ口座」を持てるのは法人のみ
・大手銀行なら「本名+屋号」で口座が作れるが、審査が厳しめ
まだ駆け出し個人事業主でも「屋号のみ口座」を作れる方法はないものかと探した結果...
『振替口座ならゆうちょ銀行で屋号のみ口座を作れる』という情報を発見!
ということで、ゆうちょ銀行で屋号のみ口座開設にチャレンジしましたので、個人事業主やフリーランスの方は参考にしてみてください。
【ゆうちょ銀行】振替口座の特徴
■口座種目は「当座」
■通帳とキャッシュカードが無い
■預金で利子が付かない
■預金に対して全額保証
■ゆうちょダイレクト(Webサービス)
などが大きな特徴ですが、通帳とキャッシュカードが無いということは、出金はATMではなく「窓口のみ」という点が誰もが思うデメリットだと思います。
しかし、この問題は「ゆうちょダイレクト」というネットバンキングで解決できてしまいます。
ゆうちょダイレクトを使って振替口座から個人の口座への預金移動ができますので、結果的にATMでお金を引き出すことができます。(月5回まで無料)
取引もゆうちょダイレクトで確認ができ、銀行が倒産した場合は預金を全額保証してくれるのも大きな特徴です。
屋号のみ振替口座開設に必要な持ち物
振替口座開設に必要なもの、私が実際に持ち込んだ持ち物になります。
■個人事業主の開業届の控え
■印鑑
■身分証明書(運転免許証、保険証、マイナンバーカード)
ネット上で持ち物について調べたところ、“屋号でビジネスしてますよ”という「証明書類」が必要な場合があるという情報をよく目にしました。
氏名と屋号が記載された「名刺」や「チラシ類」、ホームページがある場合は屋号と運営者情報が載っているページの印刷書類などなど...
あるに越したことはないと思い、一応ネット上での店舗情報を印刷して準備しましたが、実際に提出したものは「開業届の控え」「運転免許証」「印鑑」のみになります。
運営情報に関しては、何か言われたら提出すればいいかなという感じでした。
屋号のみ振替口座開設までの流れ
①最寄りの郵便局へ出向く
自宅や店舗(事務所)から一番近い郵便局へ行きましょう。
これは、基本口座からの出金は窓口からのみであることと、無駄だに遠い郵便局よりも最寄りの郵便局のほうがスムーズにいきやすいという情報があったためです。
➁振替口座加入申込書の記入
窓口で「屋号で振替口座を作りたいのですが...」と伝えました。
すると、「開業届の控え」「身分証明書」の提出をうながされ、“お呼び致しますので少々お待ちください”と言われ10分~15分くらい待ちました。
職員の方は、何やら棚の奥の方から資料を取り出して調べていたので、「屋号のみ振替口座」を作る人は珍しいのか、まだ慣れていないのかという感じでしたね。
しばらくすると、再び窓口へ呼ばれ、ゆうちょ振替口座についての説明と「振替口座加入申込書」への記入をしました。
このときに「印鑑」が必要になります。
すると、“審査を行いますので開設まで一週間前後お待ちください”とのこと。
「審査」という言葉で少し不安になりましたが、この日の提出物は「開業届の控え」「運転免許証」「振替口座加入申込書」「印鑑」で終了です。
➂審査~結果
そして、振替口座申し込みから5日後、郵便局から電話がありました。
「不合格通知」か「証明書類の提出」だろう思い電話に出ましたが、ただの住所確認の電話でしたwww
というわけで...
その後、振替口座の書類が届き無事に開設完了!
まとめ
最近は「審査が厳しくなっている」という情報が多かったので不安でしたが、スムーズに振替口座の開設ができてしまいました。
ただ、ネット上でのビジネスが多い現在では、業種によって審査が厳しいのは確かだと思います。
私も、基本はネット上でのやり取り中心で実店舗がないので不安でしたが無事開設できました。
個人的ポイント、
・屋号から業種が連想されやすい(私の場合は○○デザイン)
・事業内容が分かりやすい
・最寄りの郵便局(本店よりは小型の営業所のほうがいいのかも)
とはいえ、念のため「事業の証明書類」を準備しておけば特に問題はないと思います。
「屋号のみ口座」を作るという点では「ゆうちょ銀行」がおすすめですので、個人事業主やフリーランスの方は開設してみてはいかがでしょうか。
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